国旗の豆知識・掲揚のマナー

国旗掲揚のマナー
  1. 国旗の掲揚は日の出から日没までに行いましょう。
  2. 国旗は国の象徴なので、破れたり汚れたものは使えません。
  3. 雨天の日は雨で濡れないように掲揚しましょう。
  4. 国旗は丁寧に扱いましょう。
  5. 自国の国旗を掲げずに、
    他国のみの国旗を掲げてはいけません。
  6. 国旗は入口から外に向けて右側に掲揚しましょう。
  7. 複数の国旗を掲揚するときは同じ高さにしましょう。
日本の祝祭日
元日  1月1日
成人の日  1月第2月曜日
建国記念の日  2月11日
天皇誕生日  2月23日
春分の日  春分日(3月20日〜21日ごろ)
昭和の日  4月29日
憲法記念日  5月3日
みどりの日  5月4日
こどもの日  5月5日
海の日  7月第3月曜日
山の日  8月11日
敬老の日  9月第3月曜日
秋分の日  秋分日(9月22日〜23日ごろ)
スポーツの日  10月第2月曜日
文化の日  11月3日
勤労感謝の日  11月23日
国旗の由来

「日の丸」は江戸時代以前にも使用されていたという記録が残っています。

江戸時代、幕府の船印として使用されるようになりました。
幕末になり日米和親条約に調印し(1854年3月)開国、諸外国との交流が始まったことから、外国の船舶と識別するための標識が必要となり、幕府は安政元年(嘉永7年:1854年)の7月に日の丸の幟を日本惣船印に定め、また、日米修好通商条約に調印した翌年の安政6年(1859年)には日の丸の旗を御国惣印と定められました。

万延元年(安政7年:1860年)、日米修好通商条約の批准書交換のために渡米した使節団の一行が日の丸と星条旗が掲げられたニューヨークのブロードウェイを進む様子が現地の絵入り新聞で紹介されています。
以上のことから、遅くとも江戸時代末期には日の丸が日本の国旗として内外で認知されていたものと考えられています。

明治3年(1870年)に商船規則(太政官布告第57号)により、日の丸は日本船舶に掲げるべき国旗として定められた。

寛文13年(1673年) 幕府,御城米廻船に船印として
                「日の丸」の幟を掲揚するように指示
寛文13年(1673年) 幕府,「日の丸」の幟を日本惣船印に制定
安政 6年(1859年) 幕府,「日の丸」を御国惣印に制定
万延 元年(1860年) 渡米した幕府の使節が,
                アメリカで「日の丸」により迎えられる
明治 3年(1870年) 太政官布告第57号「商船規則」制定
明治32年(1899年) 船舶法を定め,船舶の国旗掲揚について定める
昭和20年(1945年) GHQの方針として,
                国旗掲揚はそのつど許可が必要とされる
昭和22年(1947年) 小学校学習指導要領(1)社会科編(試案)に
                国旗について学習することを記載
昭和23年(1948年) GHQ覚書で,12祝祭日の国旗掲揚を正式に許可する
昭和24年(1949年) GHQ覚書で,国旗掲揚の制限はなくなる
昭和25年(1950年) 国民の祝日には学校や家庭等で
                国旗を掲揚することを勧奨(天野文相談話)
昭和33年(1958年) 学習指導要領を改訂する
(学習指導要領は,「学習指導要領における国旗,国歌の取扱いの経緯」を参照)