イタチ対策 豆知識

イタチ対策

生態について

イタチの特徴
  • 肉食性の強い雑食

     →ネズミなどのげっ歯類や小鳥の卵、ヒナなど小型の鳥類、カエル、昆虫類、ニワトリやウサギなども捕食します。

  • 夜行性で木登りが得意
  • 穴を掘ることができる
  • 肛門付近の臭腺から悪臭を放つ

     →「イタチの最後っ屁」という言葉の通り、切羽詰まると肛門に周りの臭腺から非常に臭い分泌物を放つことが出来ます。

  • 泳ぐことが出来る

     →指の間にみずかきがあります。

  • 性格は非常に凶暴

     →気性が荒く攻撃的で、噛みつかれたり引っかかれたりする可能性もあります。

  • 非常に発達した嗅覚を持っている
  • 強い光を嫌う

     →強い光をあてられると人に発見されたと思い、逃げていく習性があります

日本に生息する主なイタチの種類

オスとメスでは体長・体重が大きく異なります。
チョウセンイタチはニホンイタチよりも一回り大きい体格です。

種類 ニホンイタチ (ホンドイタチ)
チョウセンイタチ
体長 オス:30~37cm
メス:20~27cm
オス:28~39cm
メス:25~31cm
尾長 オス:12~16cm
メス:8~9cm
オス:16~21cm
メス:13~16cm
体重 オス:290~650g
メス:110~180g
オス:650~820g
メス:360~430g
体色 茶褐色~暗褐色 黄褐色
その他 都市部で増えている

イタチの対策方法

光・音で追い払う
  • 夜間や暗い天井裏で、急に強い光を当てると、イタチは発見されたと感じて逃げ出します
  • 専用の忌避装置の他、クリスマス用のイルミネーションなど、強い光が点滅する物でも代用できます。
  • 光の当たる範囲に、CDやホログラムシートをぶら下げると、光が乱反射し、威嚇効果が高まります。

ヤードセンティネル・デラックス

ニオイで追い払う
  • 屋内に設置
    出入口が分かっている場合は、出入口から遠い場所、出入口がわからない場合は、空間の中心や巣のある場所から徐々に出入口(外側)に向かって設置します。
  • 屋外に設置
    入ってほしくない場所を取り囲むように設置して下さい。
    なるべく固形タイプの物を使用して下さい。
    くん煙剤やスプレータイプは風でニオイが拡散し、効果があらわれません。
  • 色の移るもの、液状のものは小皿などに入れて設置してください。
※糞尿が残っていると、縄張りと認識して何度も侵入を試みます。使用前に糞尿の掃除をお勧めします。
※イタチに学習させるため、居なくなった後も何度か使用して下さい。

オオカミ(ウルフ)尿


捕獲する
  • 敷地所有者の許可があり、狩猟期間内あれば、狩猟免許が無くとも罠を設置できます。
  • 捕獲器はイタチが通る場所に設置してください。
  • エサは唐揚げや果物等がお勧めです。
  • 但し、 メスイタチは狩猟獣ではないため、期間に関係なく捕獲は出来ません
  • 捕獲したイタチは速やかに遠くの河川、池などの水辺の周辺に逃がしましょう。
  • 狩猟期間は、各自治体の担当課にご確認ください。
  • 期間外の捕獲には有害鳥獣駆除の許可等が必要です。
  • 自治体により捕獲に関する対応が異なる場合がございますので、あらかじめ自治体にご確認ください。

捕獲器ジャンボ 両開き

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