ネズミの出入口や通路に他のクマリン系殺鼠剤より3~7倍効力の強いエンドックスをまいておくと、そこをネズミが通る度に手や足に付き、巣に帰って手、足をなめると知らぬ間にエンドックスが体内に入って中毒死します。
毒餌の場合は食べないと効果がありませんが、この散粉法はその上を歩けば効果がありますので非常に有効な殺鼠法と言えます。
・包装:1kg缶入り
・有効成分:クマテトラリル(クマリン系)
狭い場所や隙間、鼠の通り道に撒くだけ!
ネズミが好む食べ物に混ぜても使える
【ネズミ駆除剤 エンドックス 3個セット】
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ネズミ駆除剤「エンドックス」の特長 |
ネズミの習性を利用した殺鼠法
- ネズミはものを食べた後や動き回った後は必ず手や足をなめる習性があります。
- またネズミは警戒心が強いため通り慣れた道以外はめったに歩かないという習性を持っています。
- この2つの習性を利用して、ネズミの出入口や通路に他のクマリン系殺鼠剤より3~7倍効力の強いエンドックスをまいておくと、そこをネズミが通る度に手や足に付き、巣に帰って手、足をなめると知らぬ間にエンドックスが体内に入って中毒死します。
- 毒餌の場合は食べないと効果がありませんが、この散粉法は、その上を歩けば効果がありますので非常に有効な殺鼠法と言えます。
ネズミが好んでたべるエンドックスの毒餌
- 散粉できない場所では毒餌による殺鼠法を使いますが、毒餌で最も大切な点は、ネズミが警戒心をおこさずによく食べることです。
- それには、その場所のネズミが常食としているもの、つまり常に被害を受けるものを餌材料とするのが最良の方法です。
- エンドックスは粉末ですからどんな餌材料にもまぜられ喫食性の非常に良い毒餌を作ることができます。
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ネズミ駆除剤「エンドックス」の使用方法 |
粉のままの使い方
- エンドックスをネズミの通路へ5~10cm幅に下地が見えない程度撒いて下さい。
- また、ネズミの穴(出入口)1穴に対して約30gを散布して下さい。
- 散布したエンドクッスは少なくとも5日以上そのままの状態にしておき、もし少なくなっている場合は撒き足して下さい。
毒餌による使い方
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まぶし餌
油揚げ、サツマ揚げ、パン、ソーセージ、さいの目に切ったサツマイモなどに少量の食用油を混ぜ、これにエンドックスをふりかけてよくまぶして下さい。
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毒団子
エンドクッス1gに対し餌材料(小麦粉、そば粉、トウモロコシ粉、ゆでたジャガイモ・サツマイモ、魚粉、さなぎ粉など)を15~20gの割合で加え水で練り、指頭大の大きさの団子を作って下さい。
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毒乾燥餌粉
エンドックス1gに対し、次の割合で加えて下さい。
材料 |
分量 |
荒びきトウモロコシ |
9~12g |
押麦 |
5~7g |
砂糖 |
1g |
毒エサの仕掛け方
- これらは現地で得やすいものと適当に替えてさしつかえありません。
- これらの毒餌を15~20個または20~30gずつ、適当な容器に入れ、ネズミが頻繁に出入りする場所や物かげなど数カ所に置いて下さい。
- 毒餌は少なくとも5日以上継続摂取させるようにして下さい。
- 毒餌がネズミに食べられて無くなったり、減っている場合は、元の量まで補充して下さい。
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「エンドックス」使用時のワンポイントアドバイス |
事前調査
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視察:
ネズミの通路や餌場となりそうな場所、糞、かじり跡、足跡、こすり跡等を調査します。
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喫食性調査:
できるだけ広い範囲で数種類の無毒餌を配置し、どの場所でどの餌が好まれるかを調べます。
処理
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毒餌の配置:
事前調査によりネズミによる無毒餌の喫職が確認された場所を中心に毒餌を1ヵ所当たり10~30g配置します。
この際、ネズミが好んで喫食した無毒餌に混入すると効果的です。
毒餌が食い尽くされたら適宜補充し、喫食されなくなるまで配置を続けます。
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殺鼠粉剤の散布:
ネズミの通路となりそうな壁に沿った隅に5~10cm幅にまく。
鼠穴の中にも吹き込みます。
効果判定
処理前後に以下の方法によりネズミの生息状況を調査します。 (前後の調査でどれだけネズミが減ったか分かります)
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捕獲:
捕鼠器やトラップを用いてネズミを捕獲し、生息状況を調査します。
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無毒餌喫食調査:
無毒餌を配置し、その減少量から生息状況を調査します。
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足跡調査:
床面に無毒の粉をまいておき、その上についた足跡から生息調査をします。
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注意事項 |
- 人や動物にも有害ですので、乳幼児・小児やペットなどが容易に近づける場所で使用しないでください。
- 食品、食器、飼料などに本品の薬剤が付着しないよう注意してください。
- 皮膚や衣類などに本品の薬剤が付着しないよう注意してください。
- 万一過って飲み込んだ場合は口をすすぎ、医師の診療を受けてください。
- ペットなどが誤食した場合にも、直ちに獣医師の診療を受けてください。
- 中毒症状が現れた場合の対処:解毒剤としてビタミンK1注射が有効です。
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